毎日をデザインしよう!

デザイナーの徒然ダイアリー

今の私を作ったのは、あの伝説のファッション誌 ”mc Sister” である!

こんにちは。
フリーランス デザイナーのdesign+K(デザインケー)です。

 

子供の頃、どんな職業に憧れましたか?

私はまず最初がおきまりの?獣医さん。
それから、次は食品サンプルを作る人!(なかなかマニアック笑)
テレビで紹介された食品サンプルの製作工程を見てエラく工作好きの血が騒いだのでした。そんなものづくり精神逞しい私が思春期の頃に読んでいたのが この ”mc Sister” だった。

いやーん♡今見ても可愛いじゃないか!!

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出典www.magnifonline.net

アイビー・ブームが全盛期の1966年に、MEN'S CLUBの妹版として「MC・SISTER」が創刊されて、アイビー・リーガーと共に、アイビー・シスターがトレンディな時代でした。
出典IVY SISTER:~館一の回顧録~:So-netブログ


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出典:www.pinterest.com

1966年に隔月で創刊され、1973年月刊化。2002年2月号にて休刊。

お洒落に目覚めた中学生の時はIVY全盛の時だった。
当時は平凡や明星(芸能誌)を貪っているミーハーな同級生を横目に、この”mc Sister” を読んでいるっていうのが結構なステイタスだったような気がする。
ファッションだけじゃなく、音楽やカルチャーなど、お洒落で品が良かった雑誌のように覚えている。

今の私を作ったのはーーーなんていうとずいぶんな人のように聞こえるが、いやいや、それだけ ”mc Sister” という雑誌の影響力が半端なかったということだ。

発行日が待ち遠しくて待ち遠しくて、わくわく♡してページを開いたものだ。

中でも、大橋歩氏のコラムが大好きだった。
平凡パンチの表紙やPINK HOUSEのイラストで有名なイラストレターだ。
その頃のイラストが探し出せないのが残念だが、個性的で大人だった。
さぞかし大橋氏自身が、原宿や青山の雑踏に溶け込むようなお洒落な人に違いないと想像していました。憧れだった。

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出典:東京イラストレーターズ・ソサエティ в Twitter:

今の時代、これほどわくわくする雑誌ってあるんだろうか。

情報量が今とは比べものにならないので比較もできないが、私はこの雑誌を通して、この”わくわく”を創る人になりたいと心から思ったものだ。
好きなことを仕事にしたい。
こんな世界を創る側の人になりたいと思い始めたきっかけが ”mc Sister” だ。

思えば、その頃に憧れたデザイナーに今ちゃんとなっている。
熱量ってすごいね。
好き!とか、
なりたい!とか、
わくわく!とか、
楽しい!とか・・・

そんな気持ちこそが未来を変えていけるんだと思う。
わくわくこそがパワーだ!
これからも、そんなわくわくを探していきたいと思う今日の私です。